2023年12月04日 17:42

「NOW AND THEN」については以前書きましたが、今日ようやく日本盤シングルCDが届きました。
青盤2023は、これのせいで買ったのに、シングルも買ったのか?って感じですが、やはりビートルズですから(笑)
日頃シングルCDというものも買うことがありませんので、手にした時は新鮮でした。
2曲とも赤盤・青盤と同じバージョンなのに、形だけ違う無駄な買い物・・・
いや・・・
聴いてびっくり。「NOW AND THEN」、青盤収録バージョンとマスタリングが違う・・・
最初は錯覚かと思いましたが、音圧やイコライジングが違います。
自分でも自分の耳が疑わしくなり(笑)そこまでやるかって話ですが、
DAWソフトに取り込んで、二つの波形も比べてみました。間違いなく違います。
上 青盤 下 シングル 同箇所


ミックスはおそらく変わりません。聴く機会がある方は、ぜひヘッドフォンで、
確かめてみてください。音圧の違いはすぐにわかると思いますが、
音色の微妙な違いはぜひベースやドラムのハイハット音に集中してみてください。
まあ昔からアルバムとシングルで音が違うというのは特別変わったことではありませんでしたが、
無駄な買い物ではなかった・・・と自分を慰める言い訳にはなりました(笑)
さて、もうずいぶん前のことに感じますが、このシングルを注文する時、
この↑ジャケットデザイン、ネットで予約する時によく目にする、
まだジャケット画像が公開される前に見られる「NOW PRINTING」の仮画像だと思っていました(笑)
きちんとしたデザイナーが作っているらしいですが、これ「ビートルズの新曲」っていう、
一大事の製品ジャケットとして、どう思いますか?(笑)
裏のかわいいデザインは素晴らしいんですよ。でもこれ「NOW PRINTING」でしょう?(笑)
そこでまた余計なことを考えてしまいました(笑)
中学から大学までの学生時代、自分や周りの音楽好きの友人たちの間で、
アルバムジャケットを壁に貼ったり、立てかけたり、ディスプレイするのが流行っていました。
現在のサブスク、配信の時代とは無縁ですが、当時アルバムジャケットというのは、
それ自体がアーティスティックで、まるで絵画を飾りたくなるような感覚で、
皆ディスプレイしていた感じがします。
自分もいまだにやっていますが、飾ったことがあるものを思い出すと、こんな感じでした。
ここに来て下さる方々には説明の必要もないでしょうから、タイトル等は付けません。


コメントは付けないつもりでしたが・・・
最近、この有名なジャケットの元となった写真が発表されましたね。これです。

いつもZEPのアルバムは5枚目が一番好きだと書いていますが、ジャケットはこれを飾っていました(笑)












どれも内容が素晴らしい上、ジャケットも素晴らしい・・・というアルバムです。
あいにく自分はコテコテのプログレにはハマっていませんでしたので、周りの友人たちがよく貼っていた、
これまたジャケットデザインが素晴らしい、ピンク・フロイドやキング・クリムゾン、そしてクリームなんかは
持っていませんでした。そうそう、友人たちの中に一人、全く曲なんか知らないくせに、ジミヘンや
ピンク・フロイドのジャケットを部屋に貼りまくっていたインチキ野郎(笑)もいました。
そして今日はここからがメインなのですが、
内容は素晴らしいのに、「こんなジャケット考えたヤツはいったい誰だ?」(笑)というジャケット。
そしてもちろん、本人たちもなぜこんなの認めたのか?と不思議なアルバムジャケットたちです。

誰だよこんなデザイン考えたの?(笑)
これを見るたび、日本人の文化を勘違いしている、数々の映画を思い出します。

ここで初めて書きますが、TOTOのアルバムジャケットの中で、一番ダサいと思います。
中身は1、2を争う名作だということは多くの人が認めるところ。

本当に残念なジャケット。すごいアルバムなのに・・・
ミッキー吉野が最近雑誌で語っていましたが、本人たちもこのアルバムが最高傑作だと言っています。
しかしこの頃のゴダイゴのテレビ露出や、多少アイドル扱いされていたことを考えると、
制作サイドがこういうデザインにしたこともうなずけます。
ところでさっきの雑誌インタビューでミッキーがこういうことも語っていました。
「ベストテン」等に毎週のように出ていた頃、「ある」芸能事務所から、
「君たちのようなロックバンドがテレビに出まくるのはやめてくれ」と釘をさされた、と。

そしてこれが極めつけ。世界的ドラマー、神保彰、初参戦のCASIOPEAライヴ盤。
当時これ見た時には、高校生ながら、「何やってんだこの人たち」(笑)と思いました。
これご存じないでしょうけど、すごいライヴ盤なんですよ。ここからCASIOPEA怒涛の進撃が始まる・・・という。
全国のファンの思いが通じたのか、このジャケットは数か月で別デザインになり(笑)
結局このジャケ版が「レア」になってしまいました。
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