覚え書き

2013年11月26日 17:46

関東の悪友(笑)とやりとりしていて鮮明に思い出したことがあるので
忘れないうちにここに記しておこうと思う。

またビートルズ関係かい!!という話題なので興味ない方はどうか素通りを。

I君

中学に入ってすぐのこと。音楽なんて全く興味なく
知っている歌といえば「宇宙戦艦ヤマト」とか「海のトリトン」とか、
そういうレベルの自分の隣の席がI君だった。
中学生活も慣れてくるともう持ち歩いたりしないけど、まだ入学したてなので
学ランの胸ポケットにはまだ「生徒手帳」が入っていた。
4、5月のある日、ふと横を見るとI君の生徒手帳の透明窓に見知らぬ人の写真が・・・
pm1.jpg
同一画像は見つけられなかったけど、ほぼコレのカラー、角度違い。
「それ誰?」という自分に、すかさずI君 「ポール・マッカートニー」
「何の人?」
「ビートルズのメンバーだった人」
ビートルズという言葉は聞いたことあったけど、ほんと「名前を聞いたことあった」だけ。
今考えればこの画像も、当時のWINGS全盛期のものだけど
I君もおそらくそういうこと言ったところでコイツにはわからないだろう、という感じで
「ビートルズ」という言葉を使ったのだろう。
そしてI君「聴いてみる?」
「うん、聴く」
この時、まったく音楽とか興味なかったのになぜ「聴く」と思ったかは不明(笑)
「じゃあカセット持ってきて」
と言われ、たぶんSONYのCHF(赤)かBHF(緑)の46分(笑)を数日後渡した。
(ちなみにJHFが黒、DUADが金 笑)

↓関係ないけど現在のポール。
71歳でも相変わらずかっこいい(笑)
pm2.jpg

記憶と物持ち

そして渡した次の日にはI君カセットを持ってきてくれた。

ところで自分、すごい記憶力と物持ちには自信があって、
このテープに何が入っていたのか37年後の今でも克明に覚えている。
ただし(笑)記憶力に自信があるというのは「好きなこと」に限って。
例えば一度にたくさん数字を覚えるとか「誰々が昨日着ていた服は何色?」とかは全くダメ。

↓がそのカセットに入っていた曲。

Love Me Do
She Loves You
Yesterday
Help!
Michelle
Paperback Writer
Eleanor Rigby
Yellow Submarine
Strawberry Fields Forever
Penny Lane
All You Need Is Love
Hello, Goodbye
The Fool on the Hill
Hey Jude
Back in the U.S.S.R.
While My Guitar Gently Weeps
Ob-La-Di, Ob-La-Da
Get Back
Here Comes the Sun
Let It Be

今考えるとおそらくこれ赤盤と青盤からダビングしたんだと思うけど
初心者に聴かせてハメるために、中1の小僧がよくぞ考えた! という選曲だと思う。

当時は思うべくもなかったけど、ビートルズと出あわせてくれたI君には
本当に感謝している。その後の音楽人生がどれだけ幸せになったことか。
THE BEATLES 1962 - 1966THE BEATLES 1962 - 1966
(2010/10/18)
THE BEATLES

商品詳細を見る

THE BEATLES 1967 - 1970THE BEATLES 1967 - 1970
(2010/10/18)
THE BEATLES

商品詳細を見る

当分このカセットのヘビーローテーション。
びっくりしたのは音楽なんてほとんど興味なかったのに
半分くらい「どこかで聴いたことあるメロディ」だったこと。

そしてこの頃本屋で偶然見つけたのがこの本。

自分でもあきれるけどこれ今も手元に。
青い本は「THE BEATLES SOUND」昭和52年4月10日発行。
内容は楽器をどうやって弾いていたのか? どうやって録音したのか? など、当時は
超マニアック。検索かけてみたら、資料の少ない当時の「神本」だったらしい。
今読んでも十分面白い。「LET IT BE」のピアノを簡単に弾けると思っている人甘いよ、
ポールのようには弾けない、とか。

この3冊とも当時買ったもので、破れ一つない。
物持ちいい秘訣は、大事なものを実家に置いておかないことだと思っている。

で、本とか読むと聴いてないものをどんどん聴きたくなるわけで
はじめて「アルバム聴き」したのがコレ。
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
(2013/11/06)
ザ・ビートルズ

商品詳細を見る

なんでもこのアルバムはビートルズ初心者にはすすめてはいけないと一般的に
言われているらしい(笑)

2009年のリマスターまで入れると、自分このアルバム計3回買っている。
これの素晴らしさは語り尽くされているので最近気になったことを。

リマスター後に多くの本が出版され、自分もかなり読んだけど
以前は「神」扱いしていた評論家たちがまるで右に倣えと言わんばかりに
このアルバムは過大評価されている・・・だと。同一人物が何人も・・・
まったく評論家たちは困ったもの。好きなものを世相に合わせて
好きと言えないんだろうな。ダサい感じがして。

しかし最近のipodリスナーたちには全く不向きなアルバムでしょう。
シャッフル再生とかあり得ないアルバムだから。
今後トータルアルバムという作り方はもうできないかも。
「天国への階段」の前は「限りなき戦い」じゃないと落ち着かない(笑)
とかいう感覚は若い人たちにはないだろうな。

でも自分はサージェントペパーズがNo.1アルバムではなく
今も昔もコレが大好き。
LPの時代はジャケットのデザインもレコードの重要な要素で
アルバムというのは本当にそのアーティストの総力戦だった。
そういう意味でもこのアルバムはすごい。
リボルバーリボルバー
(2009/09/09)
ザ・ビートルズ

商品詳細を見る


その後高1くらいまでに、ビートルズのオリジナルアルバム二百数十曲すべて聴き終え。
同時進行でポールのソロやウイングスも制覇。
その後は他の洋楽に走り、ギター弾くようになり、その後は洋楽だろうが邦楽だろうが
歌がなかろうが、とにかくギターがかっこいい音楽を聴くようになっていったというわけで
ビートルズもHRもフュージョンも大好きという節操のない音楽リスナーの自分ができあがった。

ところで、I君と同じようなことを自分も繰り返してきたわけで
若い人から「ビートルズどれ聴けばいいですか?」とか。
そういう時には、多少自分を捨てて話をしないといけない。
よく自分のフェイバリットを素直にすすめる人いるけど、
その人に合わない場合もあるわけだから
ZEPだったらⅡやⅣがいいよ、とか、ビートルズだったらアビーロードとか言うのではなく
無難な「1」とかのベスト盤すすめて、それで好きそうだったらオリジナルアルバムすすめるように
している。これI君の無言の教え。
THE BEATLES 1THE BEATLES 1
(2000/11/13)
ザ・ビートルズ

商品詳細を見る

もう中学以来会っていないけど、I君今は何しているんだろう? 元気かな?
スポンサーサイト