fc2ブログ

THE POWER STATION

2021年01月30日 23:22



前回、買ってしまいそうと言っていた「THE POWER STATION」やはりポチってしまいました(笑)

大学1年の頃、デュラン・デュランが好きな女友達がいて、中~高とニューウェイブ系には近寄らなかった自分は、
仲良しだったにも関わらず、特にその子とその話で盛り上がるでもなく、ふーんという感じでした。
ところが以前から書いている、バンドに誘ってくれた超巧いベーシストの先輩が、
「ジョン・テイラーのベースは結構好き」と言っていたので、ちょっと聴いてみるか・・・という感じで
なんとデュラン~は聴かず、いきなり当時MTVで話題になっていたこのアルバムを聴き、
そのサウンドに一発でやられたのでした(笑)

その後デュラン~も少しは聴いたのですが、メンバーが二人かぶっているにも関わらず、
やはりニューウェイブ系、というか当時は「ニュー・ロマンティック」と言われていた
音楽性、このアルバムとは方向性が全く違う・・・特に興味は持ちませんでした(完全に聴く順番逆って話ですよね 笑)

当時のLPは8曲入りですので、現在発売されているCDのボーナストラック7曲は今回初めて聴きました。
そのLPサイズ分も、もう数十年、通して聴いていませんでしたが、
単純に今聴いても、ファンク+ハードロックギターの先駆けとして十分かっこいいし、楽曲はキャッチーで聴きやすく、
当時走りとなった、ゲートリバーブのあのドラムサウンドも心地よいです。
しかし、懐かしさと同時に、今だから気付いたこともありました。
それはこのバンドがどうの・・・ということではなく、この後日本のバンドがどれだけ影響を受けたかと言うことです。
それこそそっくりなサウンドの曲が山ほどあるのに今さらながら気付きました。
カバーでお世話になったREBECCAなどはモロ(まあマドンナからもですが)
しかし、自分だけかもしれませんが・・・今回意外なあの人にも多大な影響を与えていたのでは?と
独りで勝手にびっくりしていました(笑)

その人とは、あの超アナログギタリスト(笑)Char。
Charは88年に江戸屋という自主レーベルを立ち上げて、そのレーベル初のソロアルバム「PSYCHE」を出します。
このアルバム、当時日本での生活が嫌になったCharが、一人イギリスに渡り、ブラブラ生活しながら作った、
あのアナログ人間が作ったとは思えない、異色な打ち込みの多い(長い歴史の中でおそらくこの頃だけ)アルバムです。
その中の「XQZ ME」という曲なんか、「THE POWER STATION」の「GO TO ZERO」からか?とか。
(POWER STATION が85年 イギリスでも大ヒット Charのこのアルバムが88年)
まあファーストからただのロックではないファンクロックも演っているCharですが、シンセサウンドとブラスを
かなり前面に出したサウンドはこの頃だけですし(Charはこの後一切こういうサウンドには近づいていない)

ということで、「懐かしいから」だけではなく、しばらく聴きそうです。

アルバム中No.1大ヒット曲。
これはロバート・パーマーのステージですが・・・(果たして本家のライヴ映像は存在するのか?)

そういえばこの方も既にこの世にはいませんね・・・
スポンサーサイト