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布袋寅泰 at 延岡総合文化センター

2016年11月05日 23:40

布袋寅泰 Maximum Emotion Tour~The Best for the Future~
at 延岡総合文化センター 2016. 11. 5(土)



ここ数年の布袋さんのツアーは必ず行っていますが、今回はなんとうちの街に来てくれました。
こんな田舎に・・・まずはそれだけで感謝です。

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前回はアルバム「New Begining」に合わせたツアーで、考えてみればもう二年前になるんですね。
今回は35周年記念ということで、全曲リマスターで発売したベストアルバム
「51 Emotions」を引っさげたメモリアルツアー、SET LISTもこれまでここまではなかったメジャーナンバーの
オンパレードでした。
余談 このリマスターベスト、最近のリマスターの「良い」傾向(音圧を上げる、ドンシャリ気味にする等の安易なものではない)
が顕著に出ていて素晴らしかったです。

毎度のことながら、うちの奥さんを付き合わせての参戦(笑)
会場はうちからクルマで10分のご近所。ほんとありがたい・・・

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グッズの先行販売。G-SHOCK愛用者としては気になるモデルですが
さすがにこれはいつも着けては歩けません・・・

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すごいっすね、このダルマ(笑)

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このグッズのディスプレイはみなさん見習ったほうがいいですね。素敵です。

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このTシャツデザインはいいわ。3種類あったのに会場で見かける人ほとんどこれだったような・・・
またまたピックとかタオルとか・・・買っちまいました(笑)ツアーグッズはほんと嫌だ・・・


さてライヴについて。

うちの田舎街ということで心配だった客の入り・・・
全くの杞憂でした。満席、ライヴハウスのような盛り上がり、2時間20分のライヴ中一度も座れず(笑)
今回は6列目 !! という良席だったんですが、左寄りだったため、Lスピーカーのライン上、バランス悪いし
耳が痛かったです。ここのホールは馴染みの場所なんですが、完全にクラシック系向き。
ロック系の時は良くないんですよねぇ。今日もやはりそうでした・・・

意味もなく感慨深かったのは、自分このステージでギター弾いたことあるもんですから
「ああ・・・同じ場所で !!」などと、くだらないことを考えていました(笑)

布袋さんのライヴで初めて良席だったんですが
前だとよくわかることが多々・・・特に、布袋さんピック投げる投げる(笑)
一度は、自分と奥さんの間 !! をピックが通過(笑)なんとキャッチできず後ろの人に取られる(泣)

以下、ネタバレ注意 !!(今回はツアー中盤を過ぎ、セットリストも全ての会場変更なしなので、そんなに気にしなくてもいいかもですが・・・)

バンドメンバー

Dr ザッカリー・アルフォード(元 デヴィッド・ボウイ・バンド)
Bass 井上富雄(元 ザ・ルースターズ)
Prog & Key 岸利至
Key 奥野真哉 (ソウル・フラワー・ユニオン)
Gt 黒田晃年

またザッカリーのドラムが聴けて良かったです。やはりこの人は布袋さんの楽曲に向いてますよね。
中村達也のドラムもいいんですが、あの人の良さは独自のタイム感を持ったバンド向きです。
あれはあれで普通のロックの世界では素晴らしいですが。
布袋の、もともとデジタルビートで作られた楽曲の再現だと、ザッカリーがいいですね。

井上さん。今日自分が会場に駐車する時、裏で奥野さんと一服していた井上さんに手を振ったら
振り返してくれました(笑)もう布袋バンドの常連になってしまいましたね。

さて新顔黒田さん。この方調べてみたら、佐藤竹善さんとやってたんですね。
どうりで8ビートオンリーな感じがしない、16で生き生きするギタリストだと思いました。
でもまだこのバンドでは緊張するでしょうね。あのメンバーですよ。


SET LISTS

2016.11.05(土) 延岡総合文化センター
開場 16:30 開演 17:00 終演 19:20

01. POISON
02. BEAT EMOTION
03. NO. NEW YORK
04. BE MY BABY
05. SERIOUS?
06. SURRENDER
07. ラストシーン
08. WILD LOVE
09. WANDERERS
10. Stereocaster
11. ESCAPE
12. 8 BEATのシルエット
13. C'MON EVERYBODY
14. DREAMIN'
15. SCORPIO RISING
16. TEENAGE EMOTION
17. スリル

en 1

18. ホンキー・トンキー・クレイジー
19. バンビーナ

ene 2

20. LONELY★WILD
21. DEAR MY LOVE


今回のセットでは 08. WILD LOVE が狂喜するほど嬉しかったです。
ギタリズムⅢで一番のお気に入りでした。
毎度のことですが、自分が嬉しい曲は、大抵お客さんたちには受けていないようです(笑)
みんなそんなに毎回「バンビーナ」や「スリル」が嬉しいんですかね?

あと、最近はアレンジを変えて演っていた 07. ラストシーン が原曲のアレンジに戻りました。
これはサポートギターが入ったからでしょう。あの頃の楽曲はギター2本が前提のアレンジが
多いですから。

でも個人的に自分は布袋さんが一人だけで大変なギター弾きながら歌も歌う・・・というスタイルが
好きです。なぜならそれが数多い日本のギタリストの中で、おそらくCharと布袋さんくらいしか
できないことだからです。
余談ですが、ネット上では本当ひどいヤツが多くて、布袋どこが巧いんだとか
Charが過大評価・・・とか見かけます。日本一は松本だ !! とかは本当に苦笑するだけですが・・・
あのねぇ。ギターって競技じゃないんですよ。いかに速く、正確に・・・とかね。
だとしたらギタリストはハードロック、メタルの人とジャズ・フュージョンの人しか残りませんから。
8小節だけ聴いて、これはCharだ !! とかわかるのがアーティスティックっていうことだと思います。
素晴らしいと言われるギタリストの人たちも、ルーツがクラプトンとか、リッチーとかわかったりする中
この人は本当にルーツがわからないです。それこそが唯一無二の個性かと。

マニアックな話になりますが、前回のツアー、「New Begining」のインストだらけの時。
ステージ上にアンプがないことに驚きました。いくら打ち込みのデジタルビート大好きで
ギタリズムではギターをオールラインで録ってしまった布袋さんでも
ライブではいつもアンプ鳴らしてマイクでとっていましたから。
後日、あれはケンパー使ってライン、ステージ上はモニターのキャビだけ、ということがわかりました。

今回は再びD by 13のアンプに戻りました。
しかし・・・隣にマイク立ったマーシャルのキャビだけが !!
まだ不明ですが、おそらくケンパーのシステムも生きているのでは ? と思いました。
音は前回の繊細な音から、結構中域の強い、荒い音になりました。
多くの人はこのロックっぽい音が気に入るでしょうね。自分は前回の音が捨てがたいです。

ギターは今回、ゼマイティス DISCの使用が目立ちました。
ブルーのグレッチもたった一曲でしたが、あれは印象に残るギターですね。

宮崎は布袋さん第二の故郷と毎回言っていますから、
MCではローカルな話も飛び出しました。
「昨日は高千穂に行ってきました。素晴らしいところですね」
なんか嬉しかったです。

終演後は最近お約束の、外でお見送り。
布袋さん、見送りのファンに、深々とお辞儀をしてワンボックスカーに乗り込んで行きました。
もう当分日本のツアーはないようなことを言っていましたので寂しい限りです。

帰りは奥さんの「コンサートでお金使ってるから、夕ご飯は安いところでね」「はい」(笑)
ということで、うちの街の餃子の名店へ。(どんだけ餃子好きなんかい !!)
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