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音色

2020年02月03日 21:40


「ねいろ」と言う人もいれば「おんしょく」と言う人もいます。
エレキギターの場合、これは使用機材やセッティングのみによるものではなく、もちろんピッキングや音使いなど、プレイスタイルも関わるものと考えます。

前回の続編ではないのですが・・・

先日のQUEEN+ADAM LAMBERTを観た時に、久しぶりにある感覚に襲われました。
大好きなライヴを観る時はもちろんノリノリですが、あまりに感動が大きい時には動きが止まって
周りから見るとおそらく「せっかく来てるのにノリの悪いヤツ」と思われているのでは?という状態になることです。
じっと聴き入って、魅入ってしまうんですね。
ブライアンのプレイがまさしくそうでした。ライヴ中何度も体が止まりました。

ブライアンといえばやはりあの独特の音色・・・

エレキギターの音色について少し考えてみました。

昔ギターマガジンのあるインタビューで、ギターの音色を言葉や図で現すギタリストがいました。
もう誰だったかは覚えていませんが、自分も結構好きなギタリストに関しては無意識にそういうことを
考えていることに以前気付いたことがあります。稚拙な表現ですが、少しやってみると・・・(笑)

以下、特に現在好きなギタリストばかりではありません。自分的に言葉で表現しやすかった人です。

ジェフ・ベック(ただし「GUITAR SHOP」以降) ギターというフレット半音刻みの音階表現を、自由自在なアーミングで超越した、肉声や管楽器のような音。ピッキングという行為を感じない音。芯を何層もの倍音が包む音。

リッチー・ブラックモア。冷静に聴けばほとんど歪んでいないのに超ハードに聞こえる音。だから和音弾いても各弦の音がハッキリ。

Char。この人のプレイにしか聞こえない(笑)ノイジーな音だが特にライヴ観ていると倍音がすごい。「ギターが鳴る」を体感させてくれた音。この人については特に、生で観ないとすごさはわからない。

高中正義。コンプってこんな音+抑揚つけず全て強くピッキングしたらこんな音。好きですよ(笑)

野呂一生。スピーカーの鳴りを全く感じない。ラインでも、皆空気感を出そうとするのに、倍音なんかにも全く興味のないくせにハーモナイザーが大好きな音。いや、大好きですよ(笑)

布袋寅泰(現在)。ピッキング~出音のタイムラグが超速。ガシガシ激しいピッキングなのに不気味なくらいノイズが聞こえない。音色が特に個性的とは思えない(BOOWY時の音色は唯一無二)のにこの人のプレイにしか聞こえない音。

山下達郎。スタジオ版とライヴの音が実は全く違って、氏のすごい音はライヴでしか聴けない。16のカッティングは「軽やか」が褒め言葉なのに、超強いピッキングでガッシガシ弾く上、出音ももろ真空管アンプの音で、シティポップでは重くなりがちな中域を全く抜いていない音。日本人にはこの人しかいないという音。近いとすれば鈴木茂。

松本孝弘。好きではないのに(笑)この人の音はすぐわかってしまう。

そして、本題に戻りますが、昔から思っているブライアンの音が、「木の音」です。
いや、ギターは木でできているので当たり前なのですが・・・
他に言葉が浮かびません。

80年代になると少し印象が変わってしまいますが、アルバム4枚目までは、自分にとってそういう音なのです。
例えばベタですが、「KILLER QUEEN」ソロの音。あれに似ている音存在しないですよね。
「いいギタリストはどんなギターを弾いてもその人の音が出る。」と言いますが、この人の場合は、あのギターの存在も大きいのでしょう。 

いつも以上の乱文・・・失礼しました。
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コメント

  1. ギターマジシャン | URL | -

    音色

    同じピアノ、バイオリンを使っても、奏者によって音色が変わって興味深いですし、ギター、それもエレキギターの場合は、ピックアップの違い、エフェクターの使用で、本当に個性豊かだと思います。

    SMOさんの分析による各ギタリストの特徴は、共感できるところ満載で、頷いてばかりです。

    サンタナについて、誰かが、楽器屋でストラトか何かを弾いていたが、サンタナの音だったと言っていて、仮に生音であっても、ピッキングの癖などで個性が出るのでしょうね。

    ブライアン・メイは、ギターが手作りのうえ、暖炉の木を使ったり、ピックはコインだったり、さらにスライドスイッチによるフェイズイン、アウトが自在で、ワウをかませたようなこもった音から、ストラトよりエッジが効いた音と、本当に見事すぎるくらいです。

  2. SMO | URL | -

    ギターマジシャン様

    こんにちは。コメントありがとうございます。
    頷いてくださり感謝いたします。
    自分が挙げたギタリストに関しては、知らない新譜を聴かされてもおそらくわかるという人です。
    逆に、フォロワーや紛らわしい人が多くてわからないかも?と思う有名ギタリストだと、

    外人
    クラプトン ペイジ ルーク このあたりは実は自信ありません。

    日本人でギターマジシャンさんとよく話題にのぼる人でも・・・
    和田アキラ 「今の」安藤まさひろ なんかは自信ありませんね。

    ブライアン・メイは、あの、子供の頃お父さんと作った・・・というところで、既にズルいくらいですよね(笑)

  3. ももPAPA | URL | Wgi4adpQ

    SMOさんの 各ギタリストの音色の個性を捉えられての的確な分析 なるほどと頷きながら拝読させて頂きました。

    和田アキラは、機械的で情感が感じられない ということを言う人がいますが自分は真逆で、彼はほんとうに音を大切にしていて そういった部分では "人間国宝" と比喩されたあのゲイリー・ムーアとも相通じる とてもパッショナブルなギタリストだと感じます。
    PRISM LIVE などを聴くと、それを実感します。

    和田もゲイリーも 特に、ヴォリューム奏法を巧みに駆使してのアタック音を抑えた出音 そして、ビブラートを加えながらのロングトーンから音の消えぎわまで気持ちをこめてプレイできる数少ないギタリストだと思います。   

  4. SMO | URL | -

    失礼しました

    ももPAPA 様

    コメントありがとうございます。

    情感のあるなしではなく、自分が聴いてすぐにわかる自信はないということです。

    和田アキラは自分の聴きこみが足りないんだと思います。
    あくまで知らない曲をいきなり聴かされてわかるか?という話ですので。

    プリズムの時の音と、松岡直也バンドにいる時で、わからなくなるんです。
    具体的に言うと「Morning Light」なんかと「One Last Farewell」が同じギタリストに聴こえないんですよ。高中や野呂はクリーンだろうが歪んでいようがラテンだろうがわかるんですが・・・

  5. ももPAPA | URL | Wgi4adpQ

    おはようございます♪

    和田アキラは評価が分かれるギタリストみたいで・・実は自分もまだ彼のギターについてはその魅力は未知の部分が多いです。

    私がコメントさせていただいた内容は、ちょっとSMOさんの書かれた記事とズレてしまいましたが、ネットとかで彼のギターについて速弾きだけで情感がない なんて評価されてるのをチョクチョク目にするので 誤解を招くコメになって申し訳ないです。

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