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CASIOPEA 40周年

2020年03月05日 13:54

先日WOWOWで、CASIOPEA 40周年ライヴのオンエアがありました。
とはいえ現メンバー3rdの演奏でしたが。
それでネットをウロウロしていたらamazonで見つけたのがこれ。読むところがたくさんありそうだったので
オフィシャルショップに飛んでみると・・・あらら直筆サイン付き。即ポチッといきました。

この本なのですが、これはいい・・・資料性も抜群です。

歴史的なこと
すべての作品を野呂氏が紹介
野呂氏のギターIN-DX製作記(ここがすごかった・・・オーダーシート内容全て?解説)
全パート全楽器紹介&解説
レアグッズ(記事 チケット)←最近多い、ミュージシャン展覧会のパターンを意識してるか?(笑)
インタビュー(メンバー全員&スタッフ)

IMG_1925c.jpg
これで現メンバー大高さんのサインが増えました(笑)

CASIOPEA 40周年かぁ・・・

以前ここで、最近は野呂さんのギターに対する興味が薄れてきたと書きました。
その理由は主に音色のことなのですが、考えてみればそれはそれで80年代から全くブレてないすごさでもあるなと
思ったりもします。
今でこそ聴く音楽の中で最優先ではありませんが、CASIOPEAとの付き合いはすごく長いです。
リアルタイムですから、リスナーのこちらも40周年(笑)
大抵後追いですから、よく考えてみると、CASIOPEAと松田聖子くらいか・・・

c1st.jpg
中2か3の頃、オールナイトニッポンがきっかけでした。
同年代の方はご存知の通り、あの番組は夜中ですので、CMもない音楽だけが延々とかかっている
謎の時間があります。まあパーソナリティの休憩時間でしょうが。
そこでかかっていたのが、後でわかる、この1stアルバム収録の「Swallow」
「なんだこれは?」なぜか一発でやられました(笑)しかしそこからが大変・・・
無茶苦茶不便な時代。誰の曲とかわかりません。思えばやられた日から随分たってから
それがCASIOPEAというバンドだとわかった気がします(どうしてわかったかは全く覚えていない)
この曲は、野呂氏たちがまだアマチュアバンドのコンテストに出ていた頃、ちょうど審査員がナルチョの時に
演奏した曲だと、後々野呂さんが何度も語っています。コンテストなのにアンコールを求められ、
もちろん違う曲など準備しておらず、この曲を2回演奏したそう。
そしてその頃もらったイーストウエスト「ベストギタリスト賞」賞品の、ヤマハSG-2000との出会いによって、
野呂氏は40年後の今でもこのシリーズしか使わない・・・ということになっているのです。

それにしても、どのミュージシャンにも言えることですが、1stアルバムには、何か得体のしれないパワーがあります。
このアルバムも、後々ライヴを重ねて名曲に変身していくすごい曲が多数収録されています。
まだいろいろ荒いですが自分的名盤①
ちなみにこの頃のCASIOPEA初代ドラマー佐々木隆氏も、リズムが正確な暴れん坊という感じで
神保氏とは違う魅力があります。
muc.jpg
第1期CASIOPEAがそのスタイルを確立したかな?と個人的に思うアルバムが「MAKE UP CITY」
これが自分の人生で一番聴いたCASIOPEAのスタジオアルバムです。名盤②
神保ファンはこれが必聴スタジオアルバムかも。というのも次作から西海岸ミュージシャンが関わって
レコーディングが少し変な方向に行ってしまい、神保氏の魅力がスポイルされてしまうのです。
crosspo.jpg
4人のメンバーが、それぞれ作曲家としても完成したかな?と思う「CROSS POINT」名盤③
冒頭の「SMILE AGAIN」はファンにすごく人気のある曲なのですが、本人たちは発売の頃を除いて
おそらくずっとライヴで演奏していません。動画サイトに行けば、これをカバーしているバンドの多いこと。
素晴らしい曲だということを物語っています。ギターの音色も、この曲はなぜかもろアンプっぽい音です。
mjm.jpg
そして世間一般に認知された。ということで「MINT JAMS」名盤④
ヨーロッパにファンが増え始めたということで、日本では発売予定もなく要請され急遽作られたライヴアルバム。
結果、いままでで一番売れたアルバムに。
phg.jpg
このあたりから一般の音楽ファンにも「ああカシオペアね」と話が通るようになった「Photographs」名盤⑤
「スリル・スピード・・・」と言われていたCASIOPEAから完全に卒業した大人のアルバムです。
好きなんですが、人間の限界に挑戦しているようなCASIOPEAが大好きな自分は、当時少し寂しさも感じました。
jive.jpg
もしかすると初期からのファンを多数裏切ることになったかもしれない「Jive Jive」これは迷盤①(笑)
自分は実験的で好きです。前作までと曲調もサウンドも激変します。評判のよくないアルバムですが、
今でもよく聴くアルバムです。

アルバムはこの後も2期、3期、現在の3rdと続きますが、今回はここまでにします。またいつか。

cagain.jpg
そしてこれは現在入手困難なレアアイテム。
「CASIOPEA AGAIN」というDVDなのですが、何がすごいか?

LD(ご存知ですか?笑)全盛の頃、CASIOPEAの映像は結構な数発売されていて、その中には貴重な
六本木ピットインの映像なんかもありました。その中でもファンの間で「もう観られない映像」と言われていたのが
↑で紹介した「MINT JAMS」収録時の「音」ではなく「画」の方です(笑)
まずは、大ファンもあれ(82年築地中央会館)の映像があったとは思いもしなかったのです。
それが当時人知れず発売されていたのですが(自分は持っていますよ 笑)それらを1枚のDVDにまとめたという
すごいやつなのです(笑)ピットインの映像にはなんと若き日の大村憲司氏も・・・

↓その映像、今はこうして上がっていますが。

「MINT JAMS」の中でも、当時のCASIOPEAらしい楽曲、演奏テクニック、仕掛け、
一度も「フリーのリズム」にならない(客の手拍子崩さない 大変なこと ありそうでないですよ)リズム隊ソロ・・・
名演中の名演「DOMINO LINE」(1982年築地中央会館)


そして手に入らなくて困っているのが、2期CASIOPEAのスタート作品として、音と映像を同時発売した、
映像の方の「THE PARTY-visual stack-」DVD。手元にはVHSのみで、現在ビデオデッキがないので観ることができません(泣)
ドラマー日山氏のCASIOPEAデビュー作で、楽曲自体は賛否あるでしょうが、演奏もダンスもエキストラの客も驚異の1発撮り、
ダビング、修正なしのすごい作品です。ナルチョ初登場。

CASIOPEAの歴史は機材のデジタル化とともにあるのですが、このバンド自体の演っていることは
逆に超アナログで、そこがこのバンド最大の魅力でした。
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コメント

  1. ギターマジシャン | URL | -

    カシオペア

    カシオペアに、こんな内容の濃いオフィシャルブックが出ていたなんて知らなかったので、とびつきたいくらいですが、歯医者の馬鹿高い出費などあって、しばらくクリックはおとなしくしているところです。

    カシオペアは、サザンオールスターズやシャネルズも出た77年のイーストウエスト決勝大会で実際に見て、ちょうど聴き始めたクロスオーバー路線の演奏なので、すごく気に入りました。

    自分が見た決勝の中野サンプラザでは、「フライング」と「ミッドナイト・ランデブー」を演奏して、昔から語られている鳴瀬のアンコールはなかったのですが、アンコールは渋谷での予選会だったようで、それも見ておけばと悔やまれます。

    「スワロー」は、78年にヤマハ渋谷店の入口前ステージで演奏した際は、ドラムソロが延々と続いたのですが、デビューアルバムでは短縮されていて、売れ線を狙ったのか、他の曲もアドリブがライブよりは短くて、その後のアルバムも含めて、もっとギターソロを長くしてほしいと思ってしまいます。

    (ウルトラシリーズ同様に、カシオペアなど日本のクロスオーバーもきりがなくなるので、このあたりで)

  2. SMO | URL | -

    ギターマジシャン様

    こんばんは。コメントありがとうございます。
    この本は買いだと思います。昔の画像とか多くて楽しいですよ。
    読むところがほんと多いです。

    デビュー当時のCASIOPEAを間近で観られてるんですよね。うらやましいです。

    今回の40周年ライヴ観て、実は初めて野呂さん衰えたな~と悲しくなりました。
    年齢的に大変でしょうが、ナルチョとか神保はあまり変わらないんです。
    具体的に言うと、音が切れ切れです。ギターでメロディ奏でる時は
    前の音残せないって、表現力まずいですよね。
    今までの野呂さんだったら、まずなかったです。

  3. ももPAPA | URL | Wgi4adpQ

    こんばんわ♪

    いったんひと眠りして夜中起きてコメントしています。

    カシオペアのファーストアルバムを聴いたときの衝撃は今でも忘れません。
    ブレッカーBs を迎えての演奏はタイトで、単なるフュージョンの域を超えたスリリングな曲展開 特に、ミッドナイト・ランデブーなんか聴くと今でも鳥肌が立ちます。
    もうかれこれ40年前に収録された 正に名盤
    あの時代に これほどの完成度のアルバム ほんと、凄いバンドだと思います。

    野呂さんの硬質でスリリングなギター好きでしたが、年を追っていくにつれ、気のせいか、何となく 弾き急いでる?みたいな もう少し落ち着いてプレイすればもっといいんだけどなぁ・・ みたいな印象を受けることが最近になって多くなった気がします。

  4. SMO | URL | -

    ももPAPA様

    こんばんは。コメントありがとうございます。
    自分も「Swallow」の次に好きになったのが「Midnight Rendezvous」でした。
    CASIOPEAは、歪んでいないギターのかっこよさも教えてくれました。

    最近の野呂さん、なるほどです。自分は音が切れることを書きましたが
    ほんと弾き急いでいますね。昔だったらありえない「走っている」姿も見るように
    なってきました。

  5. ももPAPA | URL | Wgi4adpQ

    こんにちわ♪

    追加のコメントです。

    82年築地中央会館でのLIVEでの、"DOMINO LINE"
    野呂氏のギターも向谷氏のキーボードも勿論ナイスですが、ビートを繰り出すリズム陣 桜井氏のベースと神保氏のドラムスの凄いこと
    特にベース1本でオーディエンスの目とハートを釘づけにできる桜井氏のパフォーマンスにシビれました。

    "CYBER ZONE" での野呂氏のギタープレイもこの頃は素晴らしくグルーヴしてて、このカシオペアというバンドがいかに凄いユニットだったかということを改めて実感します。


  6. SMO | URL | -

    ももPAPA様

    こんばんは。追加コメントありがとうございます。

    「CYBER ZONE」の頃に、野呂さんの音がガラッと変わったの気付かれました?
    自分、このアルバムが出た時、「えっ!」と思いました。歪みエフェクターからラインへ、という今までの音と違っていたし、すこしフェイズがかったうねりを感じました。
    後日ギターマガジンのインタビューで、サウンドシステムを根本的に変えたと知り、納得しました。イシバシ楽器のプリアンプを使って歪ませていたようです。当時、ようやくプリアンプをエフェクトシステムの中に組み込むというのが流行り始めた頃でした。

    音色はともかく、このナルチョが入った時の、バンド全体のグルーヴはすごいですよね。桜井氏より良いとかいう意味でなく、バンドアンサンブルがいい意味で少し揺れるようになってきました。

  7. ももPAPA | URL | Wgi4adpQ

    こんにちわ♪


    なるほどですね!
    音をグっと歪ませた音で弾いてますね。

    プリアンプを使って歪ませて音を出す
    野呂さんのプロギタリスト魂を感じますね。

    まだアンプを持ってなかった高1~高2の頃、出力を3段階で切り替えられるパイオニアのオーディオアンプの出力をMAXにし、VolumeもMAX状態で、ヘッドフォンを通して聴きながら弾いてたことがあります。

    ただ、オーディオアンプでは歪ませるのにはかなり無理がありましたね;^^
    なので、フランジャーやディストーションをかませてごまかしながらでした。 

  8. SMO | URL | -

    ももPAPA様

    コメントありがとうございます。

    今と違って昔は楽器の音を出すにも録音するにも不便でした。
    ラジカセ2台使って録音したり。でもなんか楽しかったなと思います。

    自分はアンプ持っていない頃は、歪みエフェクターからオーディオのラインインに入れて弾いていました。おっしゃっている過大入力するやり方は有名でしたが、知識のないその頃でも怖くてやれませんでした(笑)

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